1) 概 要
攪拌機型式としては、竪型減速機直結が主流ですが、使用条件により、Vベルト伝導、ベベルギヤ伝導のほか、側面攪拌、下部攪拌なども要望により対応可能です。

2) 用 途
攪拌機はその使用目的、用途に応じ型式、形状、能力(馬力)を決定し、また使用条件により、最も適切な軸・羽根(材質、形状)を選定いたします。
〔用 途〕
・ 調合     ・重合     ・吸着
・ 分散     ・縮合     ・伝熱
・ 反応     ・溶解     ・懸濁     ・混合     ・その他

3) 特長
駆動軸を2ヵ所のベアリングで支持することにより、円周方向の荷重はもとより、上下方向のスラストにも充分耐えられます。軸振れ、振動なども少なく軸封部の耐久力にも優れています。
軸封部はグランド式シール、メカニカルシールを主に採用しています。特にメカニカルシールは、45年以上の製造経験を有し、高温、高圧はもちろん、各種薬液、ガスに対しても、適切な材質、組合せを採用し使用環境に対応致します。
反応器本体はステンレス鋼はもとより、低合金鋼、クラッド鋼、チタンハステロイなどの特殊材質も、設計製造いたします。
反応器の容量は少量〜70,000リットルまで対応可能です。
使用圧力は300Kg/cmG、回転数は最高1,080rpmまでの製造実績があります。



攪拌機付反応器の設計例
攪拌伝導部の設計例

軸封部の種類
1)グランド式
常圧または低圧で比較的低速のものに使用されます。構造的に洩れを皆無にすることには限界があります。構造が簡単で保守が容易な為、昔からより多く使用されています。

2)シングルメカニカルシール
真空や低圧、低速のものに使用されます。シール油を使用せず、冷却水だけで運転します。圧力は3Kg/cmG以下で使用。

3)ダブルメカニカルシール
高温、高圧、高速の軸封部に使用します。運転圧力は16Kg/cmGまでの実績があります。シール油注入方式は次のものがあります。
グランドシール
シングルメカニカルシール
ダブルメカニカルシール

メカニカルシールの注入方式
1)Nガス加圧方式
槽内の温度が高く、高速回転に使用されます。高温の場合はシール油を冷却しますが、強制循環はせず、シャフトの回転により攪拌放熱される方式です。付属品が少なく、シール油も少量で、経済的です。油の加圧は油タンクにNを入れることで行います。

2)タンク加圧方式
基本的にはNガス加圧方式と同様ですがシール油の加圧を槽内の圧力により行います槽内の圧力変動が大きい場合に使用されますシール面の面圧が槽内圧力に応じて調節されますので、常に適当な面圧で運転され洩れも少なく、長寿命が得られます。

3)シール油循環方式
シール油を専用のポンプユニットにより強制循環させ、シール油は冷却器により冷却されます。従ってより高温、高速のものに適用されます。シール油の加圧は通常ポンプユニットの圧力調整弁により調節しますが、均圧器を設けて槽内圧に応じて調節する場合もあります。
N2ガス加圧方式
タンク均圧方式
シール油循環方式


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